・今頃って感じなんですが、最期にあのテーブルで悠仁が一番しんどい時に傍にいてくれた、それで充分だと言ったらお兄ちゃんがハッとして、自分の150年とあの数日が同じだったのかと気付くの、つまりお兄ちゃんにとっては封印された150年が一番しんどかったってそりゃそうだなという話なんですけど、お兄ちゃんからしたらその一番しんどい時に傍にいてくれたのが弟たちだったからこそ、弟のために生きてたんだよなって……。端々の台詞からも窺えるけどお兄ちゃんは元から弟たちのことをちゃんと強いと思ってて、なのに自分が楽な道を選んでしまったがために弟たちを殺したっていう後悔の念、そういうものがストンと胸に落ちました。
それにお兄ちゃんが壊相と血塗のあの姿を見たのって受肉してからが初めてだった訳で、二人はきっと人間側に受け入れてもらえない=苦しんでほしくないという判断があっての呪霊側につくぞ、だったのを思うとな…。九相図の意味合い的に脹相が一番人間の姿を保ってて、弟になるほど形が崩れていくのは理に適ってるんだけど、お兄ちゃん自身は逆だったら良かったと心底思ってるかもしれない。

・トイレバトル以降お兄ちゃんの戦い方見てて好きなのは、とにかく「自分に何ができるのか、何の手札を持ってるのか」をよくよく把握して理解しててそれをフルに活用してるんだなという泥臭さが感じられるところです。基本が完璧で、ならこういうこともできるという冷静な理屈で応用を利かせてるというか。作中で指摘されてる通り実際の戦闘経験は浅い筈のお兄ちゃんがあらゆる難局を頑張って乗り越えてるのは全部150年のイメトレと根性の賜物でしかないのがすごい。そりゃ存在しない記憶くらい生まれるしロケットパンチも飛び出す。
あとお兄ちゃん、バトル面では主人公補正は無いので頑張るけどかませみたいな位置取りになりかねないのに、兄という自負と根性だけで羂索みたいなボス敵にそんなのかんけーね!!で喰らいついて爪痕残そうとする気概が素晴らしい。たった二ヶ月ぽっちで一人っ子してた悠仁の存在しなかった兄の椅子を勝ち取ったのも納得すぎるし、弟と知る前の悠仁に殺意だけで勝つ目前だったのもすごい。

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